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東京女子大学現代教養学部
人間科学科心理学専攻

田中章浩研究室
AkihiroTanaka's Laboratory

研究室紹介

方針

田中研究室では多感覚コミュニケーション、音声の認知、音楽の認知といったテーマを中心に研究を進めています。

多感覚コミュニケーション

私たちが他者とコミュニケーションをおこなうときにやりとりされる情報は、言語情報と非言語情報に大別されます。日常場面では、どちらの情報も視覚や聴覚といった単一の感覚モダリティのみならず、複数の感覚モダリティを通じて伝達されることが多いでしょう。たとえばふだんあまり意識しないかもしれませんが、相手の話し声(言語情報)を聞き取るときには聴覚のみならず、口の動きなどの視覚情報も併用しています。相手の感情(非言語情報)を読み取るときも同様で、顔や声などから読み取れる情報をフルに活用しています。こうしたコミュニケーションにおける多感覚情報を利用した知覚・認知過程について研究しています。文化による違いや、性格による個人差などにも焦点を当てています。

音声の認知

日常生活の中では多感覚的なコミュニケーションが重要である一方で、電話やラジオ聴取など、声だけによるコミュニケーションにもまた、情報が限定されることによってかえって際立つ価値があると思います。また、複雑な多感覚コミュニケーションに迫るには、聴覚だけ、視覚だけを切り離して検討することがかえって近道になるという側面もあります。ラジオ局などとも協力して、音声から「何を言っているか」「どのように言っているか」「誰が言っているか」を読み取る際の認知過程について研究を進めています。

音楽の認知

音楽は私たちの生活を豊かにする存在であるとともに、認知心理学の研究者からすれば、言語認知と音楽認知の異同、絶対音感獲得の臨界期、音楽がもたらす共感覚など、人間の知性とその可塑性についての貴重な切り口を与えてくれる存在でもあります。ピッチ(音の高さ)の知覚と記憶、演奏音と身体動作を用いた感情認知、音と色の共感覚などのテーマについて研究を進めています。


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